中部国際空港株式会社は5月16日、東京事務所で定例会見を開き、各務正人代表取締役副社長(=写真)が同社の2016年3月期業績について説明した。
発表によると、売上高552億3700万円(前年同期比12.1%増)、営業利益79億9300万円(同41.0%増)、経常利益68億4300万円(同58.3%増)、純利益45億3900万円(同64.2%増)と、大幅な増収増益を達成し、6期連続の黒字となった。営業利益を除いては開港以来最高の業績を記録した。
また、訪日旅客の大幅増加を受けて「商業事業」が売上高265億9000万円となり、「空港事業」の売上高(262億7000万)を初めて上回ったことを明らかにした。
国際航空貨物については前年同期を8.5%下回る約16万トンとなったが、これは前年度の米西岸港湾問題による米国向け緊急輸送特需の反動によるもので、イメージとしては「ほぼ前年なみ」と説明した。
国際航空貨物の取扱量については、月産12機体制となったB787の機体部位や、「フライ・セントレア・カーゴ」の取り組みで、地域の農産物、切り花などの輸出機会は着実に増大しているが、旅客便の小型化による貨物スペースの減少などで、中部から載せるべき貨物が他空港に流れている面もあり、今後は、フレイターや国際線大型機材就航の誘致にも注力すると語った。
