全日本空輸(ANA)は5月19日、ANAとUnited Airlines(UAL)が現在それぞれ販売・運航している日本発米国・カナダ向けの直行便の貨物スペースについて、7月5日から共同販売・相互予約および協調輸送を開始すると発表した。
両社は国土交通省から取得済みのATI(独占禁止法適用除外)を受け、2016年3月30日付けで太平洋ネットワークにおける航空貨物事業での戦略的提携(以下、貨物JV)に関する契約を締結していたが、そのJV第1弾として日本発米国・カナダ向けサービスをスタートさせるもの。
どちらの航空会社のAWBを利用しても、現在両社が運航している週175便の日本発米国・カナダ向け、12都市への直行便と、北米域内の接続ネットワークを使って貨物を輸送することが可能になり、より短いリードタイムでより多くの仕向地への貨物輸送が実現できるとしている。
第2弾として米国・カナダ発の貨物を加え、順次対象を拡大する予定。
ANAでは、世界初の貨物JVとなったLufthansa Cargoとの欧州線での協調に続き、太平洋ネットワークでの事業を通じ、利便性を向上し、競争力の強化を図る。