平野ロジスティクスが来年1月から導入を予定している新型トレーラ「+8」(プラスエイト、=写真)が、横浜港の大黒埠頭に到着した。同車両の積み出しはAntwerpで行われた。
「+8」は同社がことし4月に運行を開始した、荷台部分を2層構造にした超低床タイプのトレーラ車「+7」(プラスセブン)よりも、さらに1基多い14基のLD3コンテナを搭載できる新型車。通常のトレーラよりも同コンテナを8基多く積めることから「+8」と名付けられた。
到着した車両はことし9月末にドイツ開催された「IAA ハノーバー国際モーターショー(商用車)」で展示されたもので、日本航空(JAL)の貨物部門JAL Cargoのロゴがデザインされた看板車となっている。同社では、車検などの各種手続きが整い次第、2017年1月以降の運行開始を目指す。
車両はJAL貨物専用車として成田〜羽田を中心に国内空港間の保税輸送用に平野ロジが運行する。
