Deutsche Post DHLグループのeコマースに関する事業部であるDHL eCommerce(以下DHL EC)は、日本からのアウトバウンド越境eコマース用の物流センターを、2017年4月までに成田の日本グローバル物流センターに併設して建設すると発表した。
DHL ECでは同施設を活用して、日本国内で営業するeテイラー(インターネットで商売する小売業者)に、eコマースに対応したロジスティクス・サービスを提供する。
同グループの越境配送サービスのうち、DHL Parcel Int'l Directは日本から米国や英国へ4〜6営業日で配送する。また、DHL Global Mail Packet Plusは日本〜欧州間を5〜10営業日で配送するうえ、貨物状況の可視性が高く、適切な料金に設定されているという。
DHL ECは日本のeコマース製品の最大の輸出先である米国や、域内に3億310万人のデジタルバイヤーがいるといわれる欧州をはじめ世界220ヵ国・地域へ、新設する物流センターを拠点に越境配送サービスを提供するとしている。