ヤマトホールディングス(本社:東京、 以下YHD)は11月29日、上海国際港務傘下の上港集団物流(同:上海、以下SIPGL)、シノジャパン(同:東京、 以下SNJP)、EDIサービス会社のプラネット(同:東京)と4社共同で、日用品/化粧品/衛生用品などの日本のメーカー/卸売業と、中国の小売事業者/ECモール出店事業者を結びつけ、貿易/物流/情報/決済/販路拡大まで一貫して提供する越境流通プラットフォーム事業を行う合弁会社“上海上港瀛東商貿有限公司”の設立に合意したと発表した。
日本の物流はヤマトグループ、中国の物流および保税倉庫運営はSIPGLが行い、日中の事業者間の受発注/在庫/販売実績の越境EDIシステムの構築・運営・管理をプラネットと新会社が行う。
また、日中間の貿易および中国の販路拡大に関してはSNJPと新会社が行い、新会社と4社が保有するネットワークおよび機能を活用してプラットフォーム事業を運営する。
■上海上港瀛東商貿有限公司(Shanggang EDI-CHINA Trading Co., Ltd.)
所在地:中国上海市
資本金:3000万人民元(約4億600万円)
出資比率:SIPGL=30%、SNJP=30%、プラネット=20%、YHD=20%
董事長:劉煒(SIPGL総経理)
総経理:李樹寧(SNJP会長)
人員:董事6名、社員9名(予定)
設立日:2016年12月中(予定)