シャープは11月29日、鴻海精密工業の物流子会社ChengDu Jusda Supply Chain Management(以下JUSDA)との業務提携のもと、10月にシャープが設立したシャープ ジャスダ ロジスティクス株式会社(SHARP JUSDA Logistics Corporation、以下SJL)に、シャープとJUSDA社の子会社である準時達國際有限公司が増資したと発表した。
シャープでは物流業務をSJL社に集約し、物流の効率化・物流コストの低減と物流ソリューションの外販による事業拡大を実現するためには、SJL社をJUSDA社グループと共同運営することが不可欠と判断したため、準時達國際がシャープとともにSJL社の新株を引き受けることになったもの。
SJL社は10月にシャープが10万株の株式100%を1億円で取得する形で設立したが(10月4日既報)、今回、シャープが5万6800株(取得価格5680万円)、準時達國際が16万3200株(同1億6320万円)の新株を引き受けたことにより、議決権所有割合はシャープが49%、準時達國際が51%となった。