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IACT:開業50周年記念レセプションを開催
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IACT:開業50周年記念レセプションを開催

 国際空港上屋(IACT)は12月1日、開業50周年を記念し、成田市内のホテルに貨物業界関係者ら約300名を招いて、レセプションを開催した。

 IACTは1966年11月21日に東京国際空港(羽田)で日本初の航空貨物輸入共同上屋として開業してから、ことしで50周年を迎えた。

 1978年5月の成田国際空港開港と同時に同空港へ進出。2008年に千葉県芝山町の南部工業団地内に自社保税蔵置場(IACT成田物流センター)を開業し、輸出入貨物の取り扱い・保管業務を開始、2010年にはランプハンドリング事業を実施するなど、成田空港での輸出入航空貨物のトータルサービスを展開している。

 パーティーでは、塚原治・IACT代表取締役会長(=写真左)が開会のあいさつに立ち、関係者に長年にわたる同社への愛顧、協力に深い感謝を述べた。

 続いて、ことし9月に代表取締役社長に就任した岡本榮一氏(=写真右)が、「次の50年に向けて、加速する事業環境の変化に耐えられる人材の育成と、設備の更新が重要な課題になる」として、(社員の)海外、国内での語学留学や研修、自己啓発のサポートの実施や、50周年記念事業の一環として成田空港で初の温度管理専用上屋の設置を計画していることなどを明らかにした。

 来賓を代表して成田国際空港(株)の夏目誠・代表取締役社長があいさつし、2011年3月の東日本大震災の際、IACTが海外からの支援物資のハンドリングを無償で行ったことに触れ、その社会的貢献を讃えた。

 さらにANA Cargoの伊東裕・会長、Air France-KLM CargoのPredrag Mladenovic・日韓地区GMの祝辞などが続いた。

Last Update : 2016/12/02