国土交通省航空局は12月5日〜9日の期間、バハマで開催された国際民間航空機関(ICAO)主催の「ICAN2016」において、ポーランド航空当局と協議を実施し、合意した。
合意事項は(1)2国間輸送についてオープンスカイ(航空自由化)、(2)地方空港において、以遠権を相互に自由化、(3)第3国企業を含むコードシェアの自由化。
日本〜ポーランド間は現在、LOT Polish Airlinesが成田〜Warsaw線を週3便で運航している。
そのほか、香港との航空当局間協議では、中部および香港空港における以遠権の拡大、スリランカとの航空協議ではコードシェアの枠組みの拡大で合意した。
同イベントは世界各国の航空交渉担当者による航空協議を集中的に行うイベントで、2008年から年1回の頻度で開催されている。日本の参加は今回が初となる。参加した72ヵ国・地域のうち12ヵ国・地域の航空当局と協議を実施した。