IATA(国際航空運送協会)は12月8日、2017年の航空業界の業績見通しを発表した。
2017年の収益は2016年の見込みと比べて4.1%増の7360億ドル、純利益は298億ドルになると予測している。また、16年の純利益の予想についても、ことし6月に発表した394億ドルから356億ドルへと下方修正した。
航空貨物では、輸送量が2016年の5390万トンから5570万トンに増える見通し。一方、運賃水準は1995年レベルから68%ダウンの1.48ドルとなるほか、売上高も494億ドルとなり、好調だった10〜14年の600億ドルレベルには及ばないとしている。