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日通:小牧の航空部材物流で総合効率化計画認定
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日通:小牧の航空部材物流で総合効率化計画認定

 日本通運と日通名古屋北運輸が国土交通省に申請していた総合効率化計画が、改正物流総合効率化法第4条第4項の規定により認定された。国交省が12月14日に発表した。

 日通が申請した計画は、三菱重工業が製造するMRJ(Mitsubishi Regional Jet)の量産に向けたパーツセンター業務のため、約100万点におよぶ航空機関連部材の保管・輸送について、愛知県小牧市内に小牧ロジスティクスセンター(17年2月稼働予定)を新設して部品の大半を一括集中管理するとともに、混雑していた輸送網を集約し効率化を図る、といったもの。

 これにより、トラック輸送台数の減少や積載率の向上が可能となり、CO2排出量が削減されるとしている。また、トラック予約受付システムの導入による手待ち時間の削減や省力化も可能となる。

 国交省では今年度、「流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律」を一部改正し、物流分野における労働力不足や多頻度小口輸送に対応するため、2社以上の業者が連携して流通業務の総合化・効率化を推進する取り組みを支援している。今回の日通の計画は、特定流通業務施設の整備を伴う取り組みとして法改正後に初めて認定されたもの。

■日通小牧ロジスティクスセンター
 所在地:〒485-0074愛知県小牧市新小木2-1
 延床面積:3万1509m2
 アクセス:名神高速道路小牧ICから約2.8km

Last Update : 2016/12/15