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日通:メキシコ向け航空混載で翌早朝着の最速便
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日通:メキシコ向け航空混載で翌早朝着の最速便

 日本通運は、日本発・メキシコ向け航空混載「Mexican Eagle Liner」にMexico City/Guadalajara向けハイスピード商品「Mexican Eagle Liner Midnight Express」の販売を12月15日から開始した。

 同サービスは羽田空港発・Los Angeles向け深夜フライトを活用し、日通グループがLos Angelesでの転送作業を行う。羽田空港内の日通の保税上屋に19時30分までに搬入された貨物は、出荷日の翌日早朝までにMexico City国際空港および、Guadalajara国際空港への到着を保証するもので、業界最速のリードタイムでサービスを提供する。また、空港間運賃でハンドキャリーと比較して2分の1〜3分の1程度の安価な運賃設定となっている(日通試算)。

 日通はフォワーダー業者として唯一、羽田空港に国内・国際貨物双方を取り扱う上屋を運営しているため、国内線で到着した貨物を空港内で仕分けし、そのまま国際線に積み込むことによりハイスピード商品の提供が可能となった。またLos Angeles到着後も日通グループが一貫して仕分け・転送を行うほか、メキシコ到着後もメキシコ日通による国内への移送手配も可能となっている。

 日通ではメキシコ中央高原地帯を中心に成長著しい、日系企業をはじめとする自動車関連企業の日本からの部材や試作品などの緊急輸送需要に対応していくとしている。

Last Update : 2016/12/16