商船三井ロジスティクス(MLG)はケニア共和国の首都Nairobiに営業拠点を開設する方針を固めた。同社欧州地域管轄の支店として、欧州から日本人派遣社員を1名配置し、2017年3月の開設を目指す。
Nairobiは東アフリカの中心都市で、Jomo Kenyatta空港は主要ハブ空港として機能している。また、同国のMombasa港は東アフリカ最大の港であり、内陸部への玄関港となっている。
MLGはNairobiに日系物流企業として初となる自社拠点を置くことで、ケニア発着の切り花や高付加価値商品などの航空輸送、プラント等重量貨物の海上輸送、Mombasa港からアフリカ内陸へのトラック・鉄道輸送、赴任者・帰任者・技術者の海外引越サービスなど、高品質な輸送サービスを提供する。また、Nairobi拠点を足掛かりとして、将来的にはアフリカの拠点を拡充していく方針としている。