郵船ロジスティクスは12月26日、MoscowのSheremetyevo空港とDomodedovo空港、およびSt. PetersburgのPulkovo空港向けに航空混載サービスを開始したと発表した。
同社は従来、ロシア向け混載は航空会社のAir Waybill(AWB)でサービスを提供していた。今後は自社でHouse Air Waybill(HAWB)を発行し、航空運賃の着地払いが可能になるほか、配送先までの貨物追跡もできるようになる。
同社はグループ中計“GO FORWARD, Yusen Logistics-Next Challenges-”でBRICsを重点地域と位置付け、2015年8月にはロシア法人の子会社Yusen Terminal Logopark LLCが自営通関を開始するなど、サービスの拡充を図っている。
また、MoscowとSt. Petersburgに倉庫を所有しており、今回の航空混載サービスでは自営通関を組み合わせて、顧客に最適な物流ソリューションを提供するとしている。