国際航空運送協会(IATA)と国連貿易開発会議(UNCTAD)は1月25日、IATAの貨物電子情報処理システムCargo-XMLと、世界90ヵ国で使用されているUNCTADの自動通関管理システムASYCUDA Worldを統合したと発表した。航空会社と税関当局間の電子通信を規格化するもの。
両システムの統合によりメッセージの重複を削減し、貨物輸送の電子データ提出を促進することにより、貿易の拡大、貨物の安全性の向上、通関業務の近代化、世界的な商取引への参加を促すサプライチェーン全体のコミュニケーションに簡素化がもたらされるとしている。