ヤマトホールディングス/ANA総合研究所/鹿児島県/鹿児島アグリ&フード金融協議会(地元銀行・信金・信組で構成)の4者は1月25日、鹿児島県産品の販路拡大および観光促進を図るために連携協定を締結した。
4者はそれぞれが有する資源やノウハウを有効活用することにより、県内の生産者や事業者に対して、国内および海外への輸出も含めた県産品の販路拡大や、“手ぶら観光サービス”の利用などを通じた観光促進の支援を目指す。
物流面ではヤマトグループ/ANAグループは、ヤマト運輸のアジア向け“国際クール宅急便”を利用して、県産品を鮮度を保ったまま海外顧客に配送する。さらに生産者や事業者が海外とのビジネスを積極的かつ安心して展開できるように、輸出支援セミナーの開催や輸出時に必要な書類の作成などのサポートを行い、海外販路の拡大を支援する。
また、国内においても新たな輸送スキームを構築し、全国翌日配達などスピーディーな物流サービスの提供により、県産品の販路拡大を目指す。
観光促進については、鹿児島中央駅と鹿児島空港でスーツケースなどの手荷物を預かり、当日中に県内の宿泊先施設へ届ける“手ぶら観光サービス”の実現に取り組む。