成田国際空港株式会社は1月26日、2016年(1〜12月)の運用状況を発表した。
国際航空貨物量は前年比2%増の208万3220トン。積込が98万5088トンで3%増となった。積込の内訳は輸出が59万5651トンで3%減、仮陸揚が38万9437トンで12%増。
一方、取卸量は109万8132トンで2%増となった。内訳は輸入が1%減の71万7472トン、仮陸揚が9%増の38万660トンとなっている。
また、国際線発着回数は6%増の19万2104回で、2年連続で最高値を更新。そのうち貨物便は2%減の2万3648回。深セン航空、LOT Polish Airlines、四川航空などの新規就航に加え、韓国、台湾、香港などのアジア路線を中心に新規路線開設や増便が相次いだことが要因とされる。国際線の航空旅客数は5%増の3204万9076人。