TOPページ
ANA Cargo:福岡で新商品PRIO IB説明会を実施
 次の記事:(2/1) JAL:第3四半期は減収減益、国際貨物収入は25.0%減
 前の記事:(2/1) Aeromexico:Mexico City〜仁川線を5月開設へ

ANA Cargo:福岡で新商品PRIO IB説明会を実施

 ANA Cargoは1月17日、福岡空港貨物ターミナル内で、昨16年9月にリリースした定温輸送商品「PRIO IB」の商品説明会を実施した。

 説明会には、15社の航空貨物代理店(フォワーダー)の担当者と北九州市の職員ら25名が参加した。

 冒頭、ANA Cargo 国際貨物販売事業部西日本販売部の永尾勝洋部長があいさつに立ち、「PRIO IB」の販売開始後、利用実績が順調に伸びていると報告、定温輸送の需要が高まる中で、同商品の優位性をアピールした。

 商品説明では、グローバルマーケティング事業部マーケティング企画課の小野マネジャーから「PRIO IB」の概要説明と、実際のIce Batteryを使用したデモンストレーションが行われた。デモンストレーションでは、水を注いだ紙コップを、Ice Batteryが入った専用BOXに設置し、商品説明の30分間で水がどう変化しているかというものであった。30分後に取り出された水は氷になっており、Ice Batteryの性能の高さを実演した。

 説明会後は、本商品のために開発された「PRIO IB」専用コンテナ(LD3コンテナ)の実機見学を行った。実物を前に参加者からはコンテナ構造・性能などについて多数の質問が寄せられ、鮮魚や野菜・果物などの生鮮貨物を多く取り扱う福岡マーケットの定温輸送への関心の高さがうかがえた(=写真)。

Last Update : 2017/02/01