日本航空(JAL)グループは1月31日、2017年3月期第3四半期連結業績(2016年4月1日〜12月31日)を発表した。
連結売上高は、前年同期比4.7%減の9754億円。一方、営業費用は1.8%減の8381億円、営業利益は19.2%減の1373億円。経常利益は20.2%減1360億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は24.6%減の1082億円にとどまった。
国際線貨物においては、第2四半期期中からマーケット需要が回復に転じ、以降の旺盛な需要を着実に取り込むことで収入の最大化に務めた結果、第3四半期の輸送実績は有償貨物トン・キロベースで6.7%増となった。
収入については燃油サーチャージ収入の減少、外貨建貨物収入の円高の影響による減少、および精算方法の変更に伴い国際貨物販売手数料を収入とネットすることによる減少などにより、25.0%減の318億円となっている。