Amazonは1月31日、ケンタッキー州HebronのCincinnati/Northern Kentucky国際空港(CVG)に、新たに航空貨物ハブを建設すると発表した。現行のオハイオ州Wilmingtonのハブ機能をCVGに移管する計画。
EC市場の拡大を背景に、同社は貨物専用機をリースして自社輸送するネットワークの構築を進めており現在、16機の貨物専用機をリースしている。
同社のDave Clarkワールドワイド・オペレーション担当上級副社長は、「航空ハブ拠点としての長期的な運営の観点から、Hebronは近隣の自社フルフィルメント・センター(FC)とも連携しやすく、熟練した労働力の確保が容易であることなどを考慮し、CVGを選択した」と説明する。
同社はケンタッキー州に11ヵ所のFCを構えて1万人を雇用しており、CVGの拠点開設でさらに2000人の雇用を創出するとしている。