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住友商事:国産食品のハラール認証と海外輸出支援
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住友商事:国産食品のハラール認証と海外輸出支援

 住友商事は2月3日、日本ハラールスタンダード合同会社(福岡市、以下JHS)と、一般社団法人JHUA(日本ハラールユニット協会、福岡市)が、日本産のハラール食品の輸出をする際、住友商事九州が輸出窓口を担う覚書を締結したと発表した。JHSはJHUAのサポートを目的として設立された合同会社。

 今回JHUAは、マレーシアでハラール認定を行う政府機関であるマレーシアイスラム開発局(JAKIM)から、ハラール認証団体としての公認を受けた。これにより、JHUAの認証を取得した食品は、マレーシアへハラール食品として輸出が可能となった。住友商事九州は輸出窓口として、JHUA認証製品の輸出業務や現地販売のサポートを開始するもの。

 現在世界のムスリム人口は約16億人で、2050年には世界人口の約30%がムスリムになるとも言われており、ハラール食品市場は拡大基調にある。

 住友商事九州はJHSとともに、JHUAの輸出業務や国外販売をサポートすることにより、世界のハラール食品市場への日本品の進出拡大に貢献するとしている。

Last Update : 2017/02/06