国土交通省航空局は、地方空港へのLCCなどの国際線の就航を推進するため、インバウンド拡大に向けた着陸料の軽減措置の拡充などを実施する。また、地方航空ネットワークの維持・強化等を図るため、着陸料の軽減措置を継続し、一部の軽減措置を拡充するとしている。
改正では、深夜早朝路線の着陸料軽減措置の拡充について、2017年度まで羽田空港、新千歳空港、北九州空港について、深夜早朝国際貨物便(22:00〜6:59)の着陸料を半分に軽減するほか、羽田空港における低需要時間帯の利用促進のため、2:00〜3:59に着陸する国際旅客便(新規就航・増便分)の着陸料を半分に軽減する。また、国内航空路線にの着陸料軽減についても軽減措置を拡充する。
このほか、国際航空路線の着陸料軽減措置や、国内便・国際貨物便を対象とした沖縄発着路線の着陸料軽減措置も継続するとしている。
国交省では2月5日〜3月6日までの期間、パブリックコメントを実施し、4月1日から施行する予定としている。