ヤマトホールディングス傘下の東南アジア地域統括会社Yamato Asia Pte. Ltd.(本社:シンガポール)は、シンガポール〜中国間の陸上幹線輸送ネットワークと、東アジアや東南アジアの各国で展開している小口輸送ネットワークを結合させ、定期的に幹線輸送を行う小口混載輸送(LTL)サービスを2月15日から開始する。
マレーシアを本拠とするクロスボーダー陸上幹線輸送事業者であるOTLグループの買収を完了したことを機に、シンガポールから中国までの6000kmの陸上幹線輸送ネットワークと、シンガポール/マレーシア/タイなど東南アジア諸国および上海/香港など中国で展開している小口輸送ネットワークを結合させた、クロスボーダー小口混載輸送サービスの提供を開始する。
ヤマトでは各国の国境付近に保税倉庫を持ち、自社の社員/車両による迅速かつ高品質なクロスボーダー輸送を提供するとしている。
セキュリティに関してはGPSによる全車両の位置確認/CCTVカメラによるコンテナ監視/コンテナの解錠を本社で一括管理(E-Lockシステム)なども可能。
主な輸送地域間のリードタイムは、深セン〜Hanoiが発送日+1日、Hanoi〜Bangkokが発送日+2日、深セン〜Singaporeが発送日+7日などとなっている。画像はルートマップ。
