Deutsche Post DHL Groupは2月16日、通信技術ソリューション・プロバイダーのHuawei Technologies(華為技術)と、産業分野でIoT(モノのインターネット)技術のハードウェアとインフラを活用して、顧客向けのサプライチェーン・ソリューションを開発する覚書(MOU)を締結したと発表した。
DHLはロジスティクス分野で、低コストでネットワーク化されたセンサーと機器を使用したサプライチェーンのモニタリングや可視化などのIoT技術の向上により、2025年までに世界全体で最大1兆7700億ユーロの付加価値を生み出す可能性があるとしている。
両社は大量のインターネット機器を遠隔地からでも長時間、最小限の消費電力で接続できる技術を開発して、重要な情報の収集やロジスティクスの可視性を向上させ、倉庫管理/貨物輸送/ラストマイル配送などへの活用を目指す。