UPSは2月16日、欧州域内26ヵ国・350以上の都市間でネットワークとインフラ整備を実施して、輸送時間の短縮によりサービスを向上させたと発表した。
最も経済的な域内陸送サービスであるUPS Standardでは、たとえばAthensからMadridまでの輸送日数が、従来の5日間から4日間に短縮された。同様にBerlinからBucharestまでは3日間にスピードアップしている。
また、ポーランド北西部とリトアニアではUPS Expressサービスを改善し、チェコ/フランス/ドイツ/ハンガリー/イタリア/オランダ/ルーマニア/ロシア/英国との間の輸送において、ピックアップ時間の延長や時間限定サービス強化を行っている。
今回の強化策は、UPSが2014年〜2019年に欧州のネットワークとインフラ強化に20億ドルを投じる計画の一環で、すでにベルギー/デンマーク/ドイツ/オランダ/ポーランド/スウェーデン/英国などにおける新施設の整備などにより、プロジェクトの3分の1を達成している。