TOPページ
DHL SC:サスペンション機能付き免振コンテナ開発
 次の記事:(2/23) 濃飛倉庫運輸:小牧ロジセンター営業所を開設
 前の記事:(2/22) UPS:米Workhorse社と車載ドローンの配送試験

DHL SC:サスペンション機能付き免振コンテナ開発

 DHLサプライチェーン(DHL SC)は2月21日、精密機器等の輸送用に包装資材 “球状サスペンション機能付き免振コンテナ”(=写真)を開発し、ビアメカニクス社(本社:神奈川県海老名市)の電子部品加工装置における修理サービスパーツ輸送に利用を開始したと発表した。

 同免振コンテナは衝撃・振動吸収性に優れながら、減量化/再使用化/リサイクル化を達成しているとされ、従来品と比較して衝撃加速度を最大40%低減することが可能で、繰り返し使用可能な高耐久性および高耐候性(温湿度による変化なし)を有し、製品特性に応じて固有振動数を容易に調整できる。

 DHL SCでは同コンテナを繰り返し使用することで、包装資材およびショックウォッチ(衝撃加速度測定用ラベル)購入コストが削減できるほか、CO2排出量を約75%削減できるため、企業の社会的責任(CSR)にもつながるとしている。

 主要技術である球状サスペンションは、(株)松田技術研究所(本社:東京都板橋区)が開発・特許取得したもの。

Last Update : 2017/02/22