Vientam Airlines(VHN)は2月27日、ステークホルダー向けの臨時総会を開催したと発表した。
VHNは2016年5月、ANAホールディングス(ANA HD)への株式売却契約を締結。その後、ANAは2016年7月、1億900万米ドルを支払い、VHN全株式の8.771%を取得している。
ANAに株式を売却後、VHNの資本金は12兆2750億ベトナムドン(5億5800万米ドル)に増え、合計12億2753万3778株(1株当たり1万ベトナムドン)に相当することが、同臨時総会で決議された。
また、6名のVHNの取締役の選任を審議、その結果、ANA HDの上席執行役員アジア戦略部長の芝田浩二(しばたこうじ)氏が、ANAの代表としてVHNの取締役に就任することが承認された。
さらに2016年10月1日に退任した、ベトナム政府を代表する前取締役Nguyen Huy Trang氏の後任として、Ta Manh Hung氏が、新取締役に就任することが承認された。
このほか、2017年中にB787×1機、A350×3機を新規導入するために、リース契約付き売却を実施することも承認されている。