佐川急便と宮崎県は、同県の地域活性化/県民サービス向上を目的とした“地域活性化包括連携協定”を締結し、2月27日に宮崎県庁で締結式を行った。
宮崎県が宅配便事業者と包括連携協定を結ぶのは佐川急便が初めて。
同県は宮崎牛/キャビア/マンゴーなどの食材や、出荷量日本一の焼酎などの特産品がある。主な協定内容は以下のとおり。
1)各種スポーツの日本代表チームの宮崎県合宿における荷物等の運送支援/手荷物の一時預かり・配送等による“手ぶら観光サービス”の展開支援。
2)高齢等により出荷困難となった農家に出向いて集荷する“庭先集荷”システムモデルの構築/県産品の高品質・低コスト流通の提案やブランド化推進に向けた連携。
3)災害支援物資の集配・輸送等の協力。
これらの物流に関する支援のほか、地域防災や高齢者の見守り活動など安心・安全に関することも含まれている。