商船三井ロジスティクス(MLG)は3月3日、マレーシア現地法人のMOL Logistics(Malaysia)Sdn. Bhd.,が、ジョホールバル東部パシルグダン地区に保税倉庫“Pasir Gudang Logistics Center”(=写真)を開設し、2016年9月から自社で運営していると発表した。
最新鋭の高床式倉庫である同ロジスティクスセンターはJohore港に近く、床面積9720m2のうち同社は4000m2を使用し、17名のスタッフで運営している。
同施設ではWMS(倉庫在庫管理システム)によるバーコードでの保管・入庫・出庫作業をはじめ、梱包作業、自由貿易協定用書類や原産地書類の取得代行、顧客システムへの入力など、幅広いロジスティクス業務を一括して請け負っている。また、非居住者在庫が可能なため、海峡を挟んで至近なシンガポールの同社グループ会社との連携も見込める。
同社は過去2年間、東南アジアではManilaとJakartaに自社作業倉庫を開設しており、Pasir Gudangは3ヵ所目。
