佐川急便と日立物流は3月13日、千葉県柏市の物流センターで17年1月から開始した共同活用による物流効率化について、国交省が物流の省力化・環境負荷低減のために昨16年10月に改正した“改正物流総合効率化法”に基づく総合効率化計画として、認定されたと発表した。
両社は16年3月の戦略的資本業務提携締結以降、さまざまな協業を国内外で展開しており、その一環として1月から柏・沼南エリアにおいて、“日立物流沼南物流センター”の一部を佐川急便の荷捌き拠点としても共同活用している。
この取り組みにより、佐川急便では従来の経由地であった“柏営業所”を経由しない簡素化した輸送ルートが構築された。その結果、トラックの走行距離の短縮や台数の削減およびCO2排出量の57%削減など、さらなる効率化と省力化が可能になったことで、今回の認定を受けた。