全日本空輸(ANA)は3月17日、CYBERDYNE(サイバーダイン)との連携により、空港業務における作業負荷低減に向けて、ロボットスーツ「HAL作業支援用 (腰タイプ)」(以下HAL)の有効性検証のトライアルを拡大すると発表した。
ANAグループでは昨16年11月から、成田空港でHALを使用し、手荷物の取り扱い業務などの作業負荷低減について有効性の検証を実施してきた。
ANAではことし4月からHALの台数を大幅に増やすことで検証体制を強化し、国内主要空港などにおいて、対象業務を手荷物取り扱い業務だけでなく、グランドハンドリング業務や航空機部品のロジスティック業務などへ拡大させ、様々な空港業務における有効性の確認に向けて、共同検証を進めていくとしている。写真は貨物上屋で、HALを装着しての貨物取り扱い作業。
