ヤマト運輸/ANA総合研究所/福島県は3月21日、福島県庁で“福島県産農林水産物等の海外販路拡大に向けた連携協定”の締結式を行った。
3者はそれぞれの資源やノウハウを活用して、福島県内の生産者や事業者に対し、小口輸送の集約化に伴うコストダウンや、海外展開に有益な輸送ルートを提供するなど、県産農林水産物の販路拡大に向けて連携する。
物流面ではヤマトグループ/ANAグループは、ヤマト運輸のアジア向け“国際クール宅急便”を利用して、県産品を鮮度を保ったまま海外顧客に配送する。さらに生産者や事業者が海外とのビジネスを積極的かつ安心して展開できるように、輸出支援セミナーの開催や輸出時に必要な書類の作成などのサポートを行う。
福島県は海外マーケット情報の収集や県産農林水産物等のPRを行うほか、販路拡大に積極的な生産者や事業者とバイヤーをマッチングさせるなど、県産農林水産物の販路拡大に向けた支援を実施する。