日立物流バンテックフォワーディングは3月21日、要冷蔵(0°C〜10°C)の商品に対して、クール便や保冷コンテナを利用しない新たな温度管理輸送サービスを開始したと発表した。
同サービスでは輸送容器ごとに温度管理するため、最適温度の異なる商品を同じスペースで保管することや、一般貨物と区別することなく定温輸送することが可能となる。また、ドライアイスを使用しないため、航空輸送でも非危険品として取り扱うことができる。
輸送に使用する容器はサイズごとに7タイプあり、小量でも利用可能。また、 任意の時間に対象物の温度を測定しデータを記録・保存する温度データロガーを使用するため、荷主は輸送時の定温状態をモニタリングできる。