Lufthansa Cargo（LCAG）はこのほど、Frankfurt国際空港内の温度管理施設“Lufthansa Cargo Cool Center”拡張工事の起工式を行った（＝写真）。

　同センターの拡張工事は、繊細な温度管理を必要とする貨物需要の今後の増加を見通して踏みきったもの。ことしの晩夏に工事終了予定で、完成後の総面積は、8000m2の規模となる（拡張工事前の面積は4500m2）。同時に、施設内設備も拡充し、現時点では、欧州最大の定温航空貨物施設となる見込み。

　LCAGは、欧州の医薬品物流基準（GDP=Good Distribution Practice）に則った、医薬品輸送サービスを実施しており、昨年暮れには、IATA（国際航空運送協会）の定める医薬品温度管理国際輸送の品質認証CEIV（Center of Excellence for Independent Validators for Pharmaceutical Logistics）の認証も受けている。