一般社団法人・ 航空貨物運送協会(JAFA)と国際航空貨物航空会社委員会(BIAC)は1月12日、都内のホテルにおいてことしで第21回となる新年賀詞交歓会(写真)を共催し、JAFA会員/BIAC会員250名以上が出席した。
開会の挨拶で岩越宏雄BIAC会長(日本航空 執行役員 貨物郵便本部長=写真右上)は昨17年について、「年始の米国での政権交代、韓国大統領の罷免。北朝鮮問題や各国でのテロ多発など政治的、地政学的リスクが多い年だった」と振り返った。
しかし経済面では、国際貨物は対前年で輸出入ともに10%を上回るほど好調で国際貨物業界全体が盛り上がった。その一方で物流業界の人材不足問題が露呈し「生産資源の限界を感じさせられ、協働の重要性を意識することとなった。BIACとして、コンプライアンス強化・航空の安全、品質向上を重点的に行ってきた。人材不足が顕在化してきた今、ペーパーレスの促進やOCR(光学的文字認識)など新たなテクノロジーを使った生産性の向上が求められている。そうした分野で会員各社との協力体制を構築していきたい」と述べた。
その上で2018年を「戌年のことしは1、2年後に芽を出すための準備期間。古いものを捨て、新しいものに生まれ変わる年。諸問題に真摯に取り組み、航空貨物業界が永続的に発展できるような年にしたい」と意欲を語った。
乾杯の発声は伊藤豊JAFA会長(日本通運 代表取締役副社長=写真右下)が行い、「航空貨物への評価、期待感が上昇し責任が重くなるとともに、サプライチェーンにおける重要性が高まった。ことしフォワーダーと航空会社で様々な取り組みができるようにしたい」と挨拶した。
