国土交通省は3月2日、新型航空保冷コンテナ(試作品)の試験輸送を実施すると発表した。
国交省は、農林水産物・食品の輸出額を1兆円とする目標の達成に向けて、地方産地から海外までのコールドチェーンの構築のため、今年度から「交通運輸技術開発推進制度」を活用し、新型航空保冷コンテナの研究開発を実施している。
今回、温度データを実運用に近い条件で収集して保冷性能を評価するため、開発中のLD-3型保冷コンテナの試験輸送を、3月6日〜8日の期間、羽田〜沖縄(那覇)〜香港間(往復)で行うもの。
現状、地方空港に主に就航する小型航空機に搭載可能な保冷コンテナはなく、また、中・大型航空機に搭載可能な保冷コンテナもドライアイスを冷媒としており、温度管理の精度に限界がある。
そこで国交省では、温度可変機能を持つLD-3型保冷コンテナおよびB737に搭載可能な小型保冷コンテナを開発することで、地方産地から海外までの一貫した高品質なコールドチェーン物流の提供を可能とし、農林水産物・食品の輸出拡大を図るとしている。