Kuehne+Nagel(K+N)は3月5日、オランダのUtrechtとシンガポールに、それぞれイノベーションセンターを設立したと発表した。
Utrechtのセンターでは、主に大規模な自動化と革新的なピッキング技術に焦点を当て、Universal Robots社との提携により共同作業ロボットを導入している。
シンガポールのアジア太平洋地域イノベーションセンターでは、データ解析とIoT(モノのインターネット)技術を駆使して、新たな物流ソリューションを展開する。シンガポールセンターの開所式の際に、ソフトウェア業界のグローバルプロバイダーであるHoneywellとの戦略的提携を発表している。
K+Nでは、両センターは大学/スタートアップ企業/さまざなな組織とのパートナーシップを結び、革新的なサプライチェーン・ソリューションを開発していく。両イノベーションセンターは、顧客のサプライチェーンをより効率的かつ効果的に管理するための最先端技術を模索/適用/展開することで、デジタルロードマップを推進するとしている。