阪急阪神エクスプレスは3月2日、都内のホテルで報道関係者を招き、記者懇談会を開催した。
同社は4月1日付けで、岡藤正策社長が代表取締役会長に就任して、新代表取締役社長に谷村和宏氏(取締役執行役員 東日本営業本部長 兼 第一営業部長)が就任する。
岡藤社長(写真左)は、「1月31日に発表したとおり、4月1日付けで私が会長に就任し、谷村取締役が新社長に就任する。ことしは阪急・阪神それぞれの航空代理店事業の創業70周年となる記念すべき年。セイノーホールディングスと資本・業務提携を結び、阪急阪神の国際分野のノウハウとセイノーの国内物流の事業資源やネットワークのシナジー効果を発揮できるように協力していく。また、南アフリカの物流企業Intraspeedに出資して、アフリカ展開を加速させる」とあいさつした。
続いて谷村新社長(写真右)が「4月からの代表取締役という重責に、気が引き締まる思いだが、セイノーホールディングスとの提携という、事業の飛躍が期待できる良い時期に社長にならせていだたくと感じている。セイノーとIntraspeedの案件では、投資される・投資するという両方の立場となったが、今後も適切な投資を通じて事業を成長させていきたい」と抱負を語った。
