ANA Cargoは4月1日付けで役員体制の一部変更し、同時に組織改編をすると、3月13日に発表した。

　役員人事については、今後開催予定の株主総会と取締役会における承認を前提とする。変更内容については以下を参照。

　http://www.anacargo.jp/ja/news/dom/info/info/int/test.html

　また、組織改編については中期経営戦略に掲げる「カーゴフルサービスキャリア」「グローバルトップ5」の実現に向け、戦略推進を支える事業基盤強化の一環として一部組織体制の見直しをする。主な変更内容は以下のとおり。

1）総務企画部を業務企画部に改称し管下に人財戦略プロジェクト室新設する。人財戦略強化にかかわる新人事制度策定、導入へ向け推進体制強化を図る。
2）グローバルネットワーク部を新設。中期経営戦略におけるB777F導入を機にグローバルマーケティング部のネットワーク戦略機能を分割。フレイターネットワーク戦略を推進し組織体制強化を図る。
3）ソリューション企画部を解消し、グローバルマーケティング部とグローバルセールス部に改編。マーケティング機能と営業推進機能を分割・移管し効率的かつ迅速な実施に向けて組織体制の強化を図る。
4）オペレーション企画部管下にCS・品質企画課／安全教育・訓練推進課を新設。機能を独立させ、安全かつ高品質な貨物輸送を推進するため、体制の強化を図る。
5）海外サポート部を新設。オペレーション企画部の海外空港貨物サポート機能と、貨物JVに関わる貨物運送業務の調整機能を集約。両機能の強化を図る。