国土交通省は3月15日、熊本空港の運営を2020年4月から民間に委託する事業について、公募条件/公募手続/選定方法/スケジュール等を定めた“募集要項”等を策定したと発表した。
■事業の概要
・公共施設等の管理者等:国土交通大臣
・事業期間:当初33年+オプション延長15年以内
(+不可抗力延長10年以内)
・事業範囲:空港運営等事業、ビル・駐車場事業等
既存の国内線ターミナルビルを取り壊し、国内線・国際線が一体となった新ターミナルビルを運営権者が整備(2022年度末を予定)。
・事業方式:国は公募により運営権者を選定。
運営権者は滑走路等の運営とターミナルビル等の運営を一体的に実施。
国は公共施設等運営権を設定し、運営権者より運営権対価を収受。
■募集要項等の構成
・募集要項:2018年1月17日公表の熊本空港特定運営事業等実施方針をベースに、審査委員の構成、募集及び選定手続きの詳細、スケジュール詳細を追記したもの。
・優先交渉権者選定基準:選定方法、評価基準等を取りまとめたもの。
※募集要項等はhttp://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk5_000044.html
■募集要項等に関する説明会の実施
説明会を2018年3月22日(木)、東京霞が関の中央合同庁舎で開催。
■募集要項に関する質問の受付および回答の公表
2018年3月26日(月)10:00〜5月9日(水)17:00の期間で質問を受け付ける。
■今後のスケジュール(予定)
2018年6月15日:第一次審査書類の提出期限
2018年7月頃:第一次審査結果の通知
2019年1月頃:第二次審査書類の提出期限
2019年3月頃:優先交渉権者の選定
2020年4月1日:空港運営事業開始