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IATA:危険品申告書の電子化を推進
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IATA:危険品申告書の電子化を推進

 IATA(国際航空運送協会)は危険物申告書(DGD) を電子情報化する“e-DGD”標準化の実現に向けたプロジェクトを進めている。IATAが3月14日発表した。

 Air France-KLM Cargo/Lufthansa Cargo/Swiss WorldCargo/Cargologicの4社が実証パートナーとしてe-DGD開発に携わっており、電子情報やプロセスの基準を構築する試みを行っているところ。

 IATAではe-DGD標準化により、透明性/トレーサビリティ/データ品質など、データガバナンスが明確に定義されることで、プロセス効率が向上し、エラーや遅延が低減されるとしている。

 IATAのGlyn Hughes・貨物部門グローバルトップは、「e-DGDは、プロセスを近代化する航空貨物業界の取り組みで、危険品サプライチェーンの実現はもちろん、何より重要なのは顧客に利益をもたらすこと」と述べた。

Last Update : 2018/03/19