国土交通省航空局は3月20日、ドローン情報基盤システム（DIPS）を整備し、4月2日からドローンの飛行許可承認手続きのオンライン・サービスを開始すると発表した。

　ドローンなどの無人航空機については安全性を確保するために、2015年12月から航空法に基づき飛行空域および飛行方法を規制している。例えば、空港等の周辺や人または家屋が密集している地域の上空を飛行する場合には国交省の許可が必要となり、夜間や目視外等で飛行を行う場合には国交省の承認が必要となる。

　一方で許可・承認手続きの件数は急速に増加し、昨17年は前年比で約1.5倍の件数の許可承認手続きを行い、今後も増加が見込まれる。

　こうした状況を踏まえ、航空局では当該手続きの利便性向上や円滑化に向けて、オンラインサービスを開始する。