Delta Air Lines（DAL）の貨物部門Delta Cargoと共同事業（JV）パートナーのAir France-KLMグループの航空貨物事業部門Air France-KLM Martinair Cargoは、米Seattleの貨物上屋を統合した。DALが3月27日発表した。

　Delta CargoはSeattle上屋で、昨17年3月26日から同じくJVパートナーのVirgin Atlantic（VIR）の貨物オペレーションを開始しているが、Air France-KLM Cargoのオペレーションも行うもの。Air Franceはこの3月からParis〜Seattle線を開設、Delta運航便と合わせると月間約180トン以上の貨物量になるとしている。

　DALはAlitalia Compagnia Aerea Italiana（AZA）／Air France-KLM Cargo／VIRと大西洋間で貨物JVを実施中で、“One-Roof”イニシアチブのもと、拠点の上屋統合を進めている。

　DALのOne-Roof対象上屋は、Atlanta（Air France-KLM／VIR）、Boston（Air France-KLM／VIR／AZA）、Salt Lake City／Minneapolis／Detroit（KLM季節限定）、New York／Washington D.C.／Miami／Orlando（VIR）となっている。