Lufthansa Cargo(LCAG)は3月29日、Brussels Airlines(BEL)と共同協定を締結したと発表した。
共同協定によりLCAGは、9月1日からBELの貨物スペースを利用してLCAG自社AWB(LH020-)による貨物販売を開始する。一方BELは、LCAGの100ヵ国以上・約300都市へのアクセスが可能になる。
BELは、BrusselsからDakar(セネガル)/Monrovia(リベリア)/Abidjan(コートジボワール)/ Douala(カメルーン)/Kinshasa(コンゴ民主共和国)/Entebbe(ウガンダ)などのアフリカ17都市に就航し、欧州〜アフリカ路線に強みを持っている。
LCAGのAlexis von Hoensbroech商品・営業最高責任者は、「BELの貨物スペースの販売により、顧客に魅力的なネットワークを提供できることになる」と強調した上で、「BELのアフリカ路線は、当社の既存のネットワークを補完してくれる」と述べた。
LCAGはLufthansa/Austrian Airlines/Eurowings/SunExpressの旅客便貨物スペースで販売を行なっているが、これにBELの10機のワイドボディによるベリースペースが加わることになる。