日立物流と日立キャピタルは3月30日、業務提携することに基本合意したと発表した。
両社グループの提携は、機能としての金融・物流強化を中核としながらも、事業・業界を超えた協創領域の拡大を図り、「金流×商流×物流×情流」の新たなイノベーションの実現に向けた施策を推進することを目的とするもの。
デジタル技術を活用した環境変化への対応スピード力、拡大するECへのオンデマンド対応力、新しいビジネスモデルによる新領域拡大などに連携して取り組んでいく。
また提携の一環として、日立キャピタルのビークルソリューション事業と日立物流が手がける車両販売/リース/整備などの自動車関連事業との連携を強化し、事業拡大を図るため、日立物流傘下の日立オートサービスの一部株式を7月下旬に日立キャピタルに譲渡する方向で検討するとしている。
具体的な提携内容は両社にて協議・検討しており、6月下旬の業務提携契約の締結までに決定する予定。