阪急阪神エクスプレスはセイノーホールディングスとの資本・業務提携に基づいて、西濃運輸が成田空港に隣接する三里塚地区に建設する新倉庫に、現・阪急阪神成田カーゴターミナル(千葉県山武郡芝山町)を2019年初夏をめどに移転し、同地区における両社の物流機能を集約すると4月11日に発表した。
新倉庫は約7万9521m²の敷地内に、管理棟/トラックターミナル/倉庫棟の3施設を建設する。
阪急阪神はテナントとして倉庫棟を賃借し、1階を輸出入貨物のクロスドック倉庫、2階の一部をロジスティクス・センターとして運用する予定。
同社では、新施設の立地は集荷配送のリードタイム/利便性/輸送品質の面で優位性があるとして、両社の強みを生かした最適な物流ソリューションの提供を図るとしている。
■成田新倉庫
住所:〒286-0111千葉県成田市三里塚字宮園21-2
倉庫棟仕様:1階 約1万4210m2(荷捌場/冷蔵庫/冷凍庫)
2階 約1万2440m2(物流倉庫)