TOPページ
平野ロジ:医薬品専用車両の運行を開始
 次の記事:(4/16) センコー:静岡県富士市に新物流センターを竣工
 前の記事:(4/13) JAL:ロシアS7 Airlinesとのコードシェア拡大

平野ロジ:医薬品専用車両の運行を開始

 平野ロジスティクスは4月10日、関空で医薬品専用車両を披露、運行を開始した(写真)。

 平野ロジスティクスでは、いままでも空調車を運行していたが、今回は医薬品輸送関係者の指導のもと、温度校正、マッピング等同社独自のGDP(医薬品適正流通基準)をつくり医薬品輸送に特化した専用車両を完成させた。

 「近年、医薬品輸送は急速に成長しており、お客様も相次いでCEIVファーマの認証を取得されたり、取得に向け動いている。こうした背景のもと医薬品輸送を品質面で支えるため、1年かけ車両を開発することになりました」と田中基康・西日本担当営業部長兼支店長は話す。

 現行車両は、96インチULDが搭載可能な空調車だったが、今回の車両はULDの搭載は不可。しかし、庫内温度は-20℃から25℃まで対応が可能となり、温度逸脱警報システム等、ニーズに合った装備が搭載されている。

 関西エアポート(株)が所有し、CKTS(株)が運用する関空の医薬品専用庫「KIX Medica」のロゴを施し、”Medica号”と命名し、関空を拠点として主に輸出入する医薬品を全国に輸配送していく。

Last Update : 2018/04/13