FedEx Expressは4月20日、中国・広州の白雲国際空港(Baiyun Int'l Airport)のアジア太平洋地域ハブと、米テネシー州Memphisのワールド・ハブを結ぶ新路線を週5便(火水木金土)で開設したと発表した。
現在、MD-11Fを投入しているが、5月にはB777Fに代替して貨物キャパの増加を図る予定。
新路線では、広州発のフライトは4月中は関空と米アラスカ州Anchorageを経由し、5月からは関空を経由してMemphisへ向かう。
一方、Memphis発のフライトは、火〜金曜日までは米インディアナ州IndianapolisとAnchorageを経由し、土曜日は米ハワイ州HonoluluとAnchorageを経由する。
同社では、アジアからMemphisのワールド・ハブにより早くダイレクトな路線を増やすことにより、アジア太平洋地域の顧客に北米および以遠地域へのサービスで、競争力を提供することができるとしている。
また、同社ではことし1月に中国で2番目の国際ハブとなる“ FedEx上海国際エクスプレスおよび貨物ハブ”を正式に開業した。
現在、FedExは中国国内外で毎週250便以上を運航しており、そのうち160便以上がアジア太平洋地域ハブを経由している。