Airbusは4月23日、超長距離仕様のA350-900ULRが、初めての試験飛行に成功したと発表した。この結果を受けてAirbusでは、ローンチカスタマーであるSingapore Airlines(SIA)は、ことし後半には同超長距離A350を商業路線で運航できるだろうとしている。
SIAでは世界最長の商業路線であるSingapore〜New York線を含む、シンガポール〜米国路線のノンストップ便に投入するために、このA350-900超長距離機を7機発注している。
同型機は最大離陸重量280トンで、航続距離は最大9700海里(約1万800km)、20時間以上の飛行が可能となっている。写真は試験飛行で離陸した超長距離仕様のA350-900。
