一般社団法人航空貨物運送協会(JAFA)は4月25日、東京証券会館においてメディア懇談会を開催した。会見では、伊藤豊・会長(=写真)をはじめ各部会長と各委員会の委員長や副委員長らが出席し、2017年度の活動報告と2018年度の協会の活動方針を発表した。
伊藤会長は2017年度の概況について、「好調な自動車関連に加え、半導体/電子部品/機械関連貨物の荷動きが活発になり、国際航空貨物のJAFAの輸出実績は件数ベースで5%増(324万8000件)、重量ベースで16%増(116万5000トン)と大きな伸びを記録した」とした。
その一方で、「航空貨物だけでなく物流業界全体に言えることだが、貨物量が増加する中で現場の人手/ドレージ不足問題が顕著になってきている。これらの問題にどう対応していくか、また荷主にコスト面での理解をどう得るかなど、現状、我々フォワーダー各社としても影響を受けているところだ」と述べた。
2018年度については「今年度も不透明な国際関係があるが、当面この状況は続くとみている。半導体/自動車/電子部品については、年度が開けても好調を維持しており、国際航空輸送については伸長していくと見込んでいる」との見解を示した。
同年度のJAFAの活動方針については、「安全/教育訓練/物流効率化を三本柱として活動していく。ディプロマ講習や危険品取り扱い講習などの各種の教育訓練事業と無申告危険物搭載防止キャンペーンの一層の充実を図る。会員企業の意見をもとに国や国際機関へ積極的に提言を行っていく。また、航空フォワーダー業界が日本経済の発展と国民の生活の向上に大きく寄与していることを広く周知することにも努める。とりわけ、若い人達に積極的にアピールして、航空貨物業界への関心が高まるようにしていきたい」と語った。
その後、会見では総合部会/国際部会/国内部会/国際宅配便部会/通関部会の各部会長から、2018年度の活動計画と課題が発表された。
