商船三井ロジスティクス(MOLL)は5月17日、中東オマーンの物流会社Al Madina Logistics Services Company SAOC社(以下、AMLS)と代理店契約を締結したと発表した。
AMLSは2007年設立で、本社をMuscatに置き、航空・海上フォワーディング/倉庫/配送センター/陸送/通関/石油・ガスに関連するプラント輸送/インランド・デポ運営/CFS運営など、物流に関する事業を手広く実施している。
オマーンは輸出では石油/ガス/鉱産物/化学製品など、輸入は完成自動車/機械機器/鋼管等プロジェクトカーゴ/日用消費財などが主要な貿易品目で、MOLLでは同国の人口増加に伴って、特に輸入貨物が増えていくと見込んでいる。
同社は今回の提携を足掛かりとして、オマーン国内にとどまらず、近隣の中東地域、アフリカ地域でのサービス・ネットワークを強化・拡大していく方針で、“ハラル認証”に関連したイスラムの食料品物流に参入することも検討している。